約 3,982,812 件
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/4469.html
「ハオー!ハオー!ソイヤ! ヨーッ、ソリャ!ワッショイ!覇王シュリケンジン!」 【名前】 覇王シュリケンジン 【読み方】 はおうしゅりけんじん 【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー 【初登場話】 忍びの22「超合体!覇王シュリケンジン」 【分類】 巨大ロボット 【合体コード】 「覇王シュリケン合体」 【出力】 17000万馬力 【構成】 ライオンハオージョウ用オトモ忍シュリケン(頭部の一部)シュリケンジン(中央)ライオンハオージョウ(全身)バイソンキング(背部、砲門) 【必殺技】 覇王アッパレバスター 【詳細】 シュリケンジン、バイソンキング、ライオンハオージョウが超合体忍シュリケンの力で覇王シュリケン合体した巨大からくりロボット。 ライオンハオージョウから変形した上半身が反転した状態のライオンハオーに分離したバイソンキングが合体、シュリケンジンが胸部に搭乗、最後にオトモ忍シュリケンが頭部の上部に装着され、合体完了となる。 17000万馬力という莫大な出力を発揮し、その巨体はさながら要塞。 巨大化した妖怪を圧倒する射撃力を持つ。 登場順はキングシュリケンジンよりも後だが、 合体方法はシュリケンジン以外のロボが合体してセットされた武装要塞とそれに搭乗するシュリケンジンで構成される。 シュリケンジンそのものもシノビマルが御輿で操作しており、入れ子式に稼働しているのが同ロボの最大の特徴。 覇王シュリケンジンからシュリケンジンが、シュリケンジンからシノビマルが断続的に分離して攻撃を仕掛けたりも可能。 必殺技は両腕のバイソンキングから分離した大筒から放たれる「覇王アッパレバスター」。
https://w.atwiki.jp/yakuwarironri66/pages/585.html
■基礎データ No. ポケモン 種族値 タイプ とくせい HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 とくせい1 とくせい2 かくれとくせい 668 カエンジシ 86 68 72 109 66 106 とうそうしん きんちょうかん じしんかじょう ■タイプ相性 倍率 タイプ ×4 ×2 ×1 ×0.5 ×0.25 ×0 ■どうしても使うなら ひかえめ/H188C252残り耐久/きんちょうかん@こだわりメガネorいのちのたま オーバーヒート/ハイパーボイス/あくのはどう/テラバースト ■考察 耐性はいいのですが紙耐久なのでゴミですなwww 炎・ノーマルの独特の耐性はかなり魅力的なんですなwww あの恐ろしい等倍範囲を持つボボッキュやハバタクカミの一致技両方に耐性を持ち、さらにサーフゴーやアロキュウにも強く出られますなwww 中堅どころにもヤバソチャ、ラウドボーン、ソウブレイズなどの両一致を受けられるポケモンが揃っていますなwww しかしB振りでもボボッキュの剣舞珠じゃれつくを2耐えできないというゴミ耐久のせいで台無しですなwwwwww これで耐久さえマシなら活躍は間違いなしなんですがなwwwありえないwwww 百獣の王のくせにA68、のくせに物理技の方が多いですなwww 異教徒wiki曰く「ゴースト/ほのおであるシャンデラを止めるには都合がよい組み合わせ」だそうですなwww 眼鏡ヤバヒでH4振りがギリギリ倒せないあたりボフリの策略を感じますぞwww というかA68で自信過剰ってふざけているんですかなwwwwwwwこの見た目ならせめて威嚇にする以外ありえないwwwwwww 威嚇だったらミミの剣舞珠じゃれつくを2耐えできますなwwwたらればはありえないwww 百獣の王の割にはC109とは110の王になりきれてないですなwwwありえないwwwwww CD振りで指数19000ですなwwwヤャンデラとかよりはマシな指数ですなwww ハイボが身代わり貫通しますぞwwwガルドに対し役割で持てますなwwwBもそこそこあるので聖剣も耐えますなwww ただ技が全然足りてないですぞwwwCはそこそこあるのにこれは不遇としかいいようがないですなwww Hに対してBDが低い種族値なのでH252振りは無駄が生じますなwww 耐久指数がほぼ最大になるのは188振りですぞwww 残りをB4D60S4と振れば、実数値B93D94となりDL対策しつつ効率的に配分できますなwww またこの調整でシャンデラのサイコキネシスを丁度2耐え出来るようになり眼鏡あくのはどうで確1を取れるため、タスキ持ち以外には役割持てるようになりますなwww ボエンジンではなくボエンジシですなwwwXY初期はよく間違えられることも多かったですなwww 決してボッと音がなるエンジンではありませんぞwww + ... XYにてギャルソンのモリス氏が仰られたように、異教徒カエンジシはホルビーを狩るにも全力を出さなければなりませんなwww 火力としては臆病CS振りカエンジシの火炎放射orハイパーボイスで意地っ張りHA振りホルビーがぴったり確1ですなwww そのため振り方が甘かったり他の技を選択してしまうと、返しの地震→電光石火で倒されますぞwwwホルビーがタスキ輝石の場合も同様ですなwww またスカーフ最速ホルビーは最速111族と同等なのでギリギリカエンジシを抜くことが出来る上に地震で高乱1に出来ますなwww しかしヤエンジシの場合はスカーフ地震を確定で耐える上にプレート以上のヤーバーヒートで輝石持ちも余裕の確1ですぞwww とはいえ流石に地震→電光石火は耐えないのでタスキ持ちを考慮すると油断してはいけませんなwww 一覧リンク 個別育成論 - ヤケモン一覧 - タイプ別一覧 - ヤケモン落第生 - 超絶ボケモン一覧 - 禁止級一覧 世代考察 サンプルヤーティ - 診断所 - レンタル - 異教徒対策 - プレイング考察 データ ヤケモンの歴史 このページの登録タグ一覧 ほのおタイプ ノーマルタイプ
https://w.atwiki.jp/fss5chthread/pages/17.html
よく分からない用語等 連載表紙で紹介された事柄 副読本等で詳しく説明されていない事柄 その他ニュータイプや副読本に記載があるがよく分からない事についてのまとめ管理人の個人判断で未記載の事柄もあります 漆黒の皇帝 レーダー9世 フィルモア帝国239代目となる皇帝。 この人物の本当の名前は「エンペラーズ・ハイランダー」で明かされる。 枢密院(円卓の騎士団) 円卓の騎士団はもともと帝国の最終決議権をもつ機関だったが、レーダー9世の時代からは、帝国の歴史上、最強の軍事力と権力を有する枢密院となった。 アルカナナイトすら支配下に置くこの「円卓の騎士」たちは、枢密院の構成メンバーとして、皇帝と共に帝国を支配していくことになる。円卓の騎士は騎士以外にも、帝国の重要人物が参加している。 この人物の傍らには「漆黒のスーツ」をまとったファティマがおり、そのファティマこそがかって「黒き死の女神」と呼ばれていたことを知る者は少ない。 ジョーカー太陽星団 第5太陽系 スタント遊星 スタント内包 不定出現太陽系バスター バスター第6惑星 シャグジャリグリ・トウオ青印(ブルーパネル)≒施政者 緑台(グリーンシールド)≒官僚 灰群(グレーポジション)≒一般民 雪弁(ホワイトテンパラー)=? スピリッター・クージャ~ホワイトテンパラースピリッターのランクはボディの色で示される。白(クージャ)>青>緑>灰色 クージャテンパラーNT2023年4月号連載本編 NT2023年6月号連載表紙:がんばれエストちゃん「ナゾの人インタビュー」ドアランデ「イジゲンカラキマシタ……」 でっかいケータイ? 大きすぎて持ち運べないから自分で勝手に付いてくる? トワイス・カテリ枢機卿とその関係者 トワイス・カテリ枢機卿クバルカン法国のカーディナルスで「人形使い」 パートナーはファティマ・静 3225年のスタント遊星攻防戦に参加 出生、経歴など謎に包まれた騎士 朝焼けの詩女ナージュグ・カテリ1700年代の詩女。妹はトワイス・カテリ。 1750年頃、とある座標に出現した事象の調査にトワイス・カテリ枢機卿を向かわせる 静寂の詩女トーティ・ジキジディ2770年頃の詩女。1750年に起きた事象の調査のためカイエンを召喚。バランシェ公の2人のファティマが同行。ひとりは「超ド級」と言われた当時最強のバランシェ・ファティマ 青年騎士カイエン2770年頃、1750年に起きた事象の調査に向かう。 数年後帰還。ラーンの地下に封印される。 2810年頃、詩女ボルサによってカイエンは覚醒したが事象調査時の記憶を無くしている。 3100~3159組 モイキュード・スペラクター"ゾ・ルゴウカ 白の宇宙
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1930.html
555 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 14 05 ID KgIpHWOW ――あなたみたいな人間が誰かに好かれるなんて、不可能よ。 何の変哲も無い、いつもの朝方の教室でのことだった。 ホームルーム前の教室は相変わらず賑やかで、あちらこちらと会話が生まれ、正に談論風発としている。 そんな中、私は彼等の輪の中に入ろうという気も起きず、深海魚のようにじっと座って、ぼんやりと何処か遠くを眺めていた。 そんな風にしていたのがいけなかったのかもしれない。 不意に昨日の言葉が頭を過り、私は顔をしかめたのだった。 ハァと、恋する乙女のような物憂げな溜め息をしてから、眉間の辺りを指で揉む。気分は一向に良くならない。 久しぶりの斎藤ヨシヱとの邂逅は、私にとってはもはや消し去りたい過去のひとつになっていた。 昨日のことは、何度思い出しても恥ずかしくなる。柄にも無く感情的になって、自分の内面の一角を安々とさらけ出してしまった。あのことは確実に、私の黒歴史の一ページに刻まれたことだろう。 ああ、駄目だ。 考えれば考えるほど、心がむずむずとこそばゆくなる。しかし逆に彼女のことを考えないように意識すると、より一層濃く残滓するのだ。 まるで呪いだな、と私はうんざりした。 斎藤ヨシヱと会った後は、いつもこうだった。 彼女はいつも、私の仮面の下の素顔を暴こうと何らかの揺さ振りをかけてくる。 しかも嫌らしいことに、彼女ならそんな仮面簡単に剥がせる筈だろうに、あえてそうしないのだ。じわりじわりと私を追い詰め、いつもギリギリのところで手を引く。 そういう人を手玉に取っているような行動は、はっきり言って腹が立つものだった。自分が道化のような気がしてならないからだ。 あのサディストめ、と私は心中毒づいたが、懲りずに茶道室へと通い続ける私も、またマゾヒストなのかもしれないと思い直し、再び苦い気持ちになる。 とにかく、昨日のことは早く忘れるが吉だ。 私はいやいやするように、軽く頭を振るのと同時に雑念をも振り払った。 そして、何気なく前を見る。 と。 そこに、見覚えのある背中を見つけた。 小動物を思わせる雰囲気を纏ったその背中は、間違いなく彼女だろう。 田中キリエ。 確か、昨日は風邪を患わって休んでいた筈だが、どうやら無事に回復したらしい。 本人は、身体が弱く欠席することが多いと言っていたけれど、あまり病を長引かせるタイプでもないみたいだ。 556 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 15 15 ID KgIpHWOW それにしても。 たった一日会わなかっただけというのに、彼女を見るのも随分と久しい気がする。 そう思えるということは、田中キリエは私が想像しているよりもずっと大きい存在になっているのかもしれない。 私が無意識にじぃと見つめていたせいだろうか。 突然、彼女が後ろを振り返った。 必然と目が合う。 そのまま目を逸らすのもアレなので、私はニコリと微笑んで会釈した。 すると、田中キリエもはにかみながら会釈を返してくれる。その笑顔に病の余韻は伺えない。 よかった、ちゃんと治ったみたいだ。 私は安心し、それで朝の挨拶も終わりだと思ったのだが―― あれ? 何故か、彼女はまだ私のことを見つめていた。 何かを期待するような、もしくは示唆するような、そんな視線を私に寄越し続けている。 どうしたのかしら。 不思議に思って私も目を離せずにいた中、ガラガラとしたローラー音と共に教室のドアが開いた。 担任が入って来た。 早く席に着け、という鶴の一声によって散らばっていた生徒達も自分の席へと戻っていく。 私も田中キリエもそこで視線を離した。 それから、朝のホームルームが始まったのだが、 「…………」 まだ、見てる。 彼女は、担任の目を盗んではチラチラと私の方を見ていた。 もしや、私の顔に何かついているのか。 そう思って自分の顔をぺたぺたと触ってみたけれど、特に変わったものはついていないように思えた。ついているものといえば、馴れ親しんだ形の悪い目や鼻や口ぐらいだ。 うーん。 私は困ったように頬を掻く。というか実際困っていた。 しばしの思案の後、結論を出す。 無視しよう。 正直、自分からわざわざ、一体全体どうしたのですかと聞きに行くのも面倒臭いし、それに彼女だって子供じゃないんだから、用があるのなら自分から言ってくるだろう。大して気にすることでもない筈だ。 なので、私は担任の話に集中することにした。 なんの面白みの無い平板な声が耳に届く。 期末テストが近いせいか、担任の話は全てテスト関連の話だった。テスト対策や日程について、しつこく生徒達に聞かせている。少しでもクラスの平均点を上げたいのだろう。 私はテストの杞憂よりもむしろ、もうそんな時期になるのか、という時の流れについて驚いていた。 557 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 16 46 ID KgIpHWOW 中間テストをやったのもついさっきのような気がしているのに、もう期末が始まってしまう。まるで私だけが流行に乗り遅れてしまったみたいで、妙な孤独感を感じた。 私は、おもむろに窓の外に目を向ける。 夏の間は緑色に繁っていた桜の木も、今では木の葉ひとつ無かった。 時間は、たしかに流れていっているのだ。 期末テストが終われば、冬休みが始まし。冬休みが終われば、新学期が始まるし。そして新学期が終わる頃、卒業式が行われる。 そして卒業式が終われば――上級生である斎藤ヨシヱは、この学校を去っていく。 そんなことを考えている時。私はなんとも言えない複雑な気持ちになる。 私と彼女の関係は、一言で表せない程に目茶苦茶なものだ。 一応、友人関係ということになってはいるが、実際はポケットにつっこんだイヤホンのコードみたいに、私達の関係はこんがらがっている。 なので私には、彼女が卒業するのは悲しいことであるのと同時に、嬉しいことでもあるのだ。矛盾した言い方であるが、他に適した表現も見つからないので仕方ない。 そういえば、斎藤ヨシヱは進路はどうするのだろうか。 無難なのはやはり進学だが、彼女が大学生っていうのもなんだかイメージが湧かない。そもそも、高校生である今でも違和感を感じているというのに。斎藤ヨシヱは、あの達観している態度のせいかやけに年上に見えるのだ。 まあ、いいか。 今度まとめて聞いておこう、と私は思った。 そんな中でも、視線の矢は未だに私を捉え続けていた。 結論から言えば、無視出来なくなった。 田中キリエは、一限目の数学の時も、二限目の日本史の時も、三限目の現代文の時も、ずっとずっと私のことを見続けていた。 しかも彼女の見方の巧みなことやら。 田中キリエの座る最前列の廊下側という位置上、後列にいる私を見るためには否が応でも後ろを振り向かなくてならないのだが 彼女は周囲の人間が気をそらしたその瞬間を見計らって後ろを振り返るという高度な技術を駆使しているため、私以外の人間は気付いた風ではないのだ。 そんな状況に、思わず私も眉根を寄せる。 こうも見られてしまっては、全く授業に集中出来なかった。 ここまでくると、もはや盗み見というより、むしろ監視だ。気分はまるで看守と囚人。 558 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 17 47 ID KgIpHWOW 正直、ウザい。 ノートも中途半端にしかまとめられてないし、言いたいことでもあるのなら、さっさと言ってしまえばいいのに――と。 そこで漸く、私は気付く。 そうか。したくても、出来ないのか。 田中キリエの恥ずかしがり屋、常に一歩引く控え目な性格を考えると、クラスメイトの目がある教室内で異性の私に話し掛けるなど、到底出来ることではない。 あまり付き合っていることを公言したいような子にも見えないし、むしろひた隠しにしたいタイプだろう。変に話しかけたりして、私達の仲を疑われるのは避けたいはずだ。 まあ、そうとわかれば話は早い。 人目がある所が駄目ならば、人目が無い所に行けばいいまでだ。 私は三時間目が終了すると、ひとり教室を出た。 後ろを見てみると案の定、田中キリエがひょこりと顔を出していた。それから、距離を置いてトコトコとついて来る。 どうやら私の予想は当たっていたらしい。珍しく、今日は冴えている。 私は、彼女がついてきてるかどうかを確認しつつ、非常階段を目指した。 学内で人気が無いとこといえば、あそこぐらいしか思い付かないし、ここ最近は中々の頻度でお世話になっているため、へんな愛着が沸いてるからだ。 そして暫く歩いていると、非常階段前に着いた。 想定通り、周りには私以外誰も居なかった。遠くから生徒の騒ぐ声が辛うじて聞こえるくらいで、後は静かなものだ。この場所なら、彼女も気兼ねなく用件を話すことが出来るだろう。 田中キリエは遅れてやって来た。 「あの、なんだかすいません。気を使わせちゃったみたいで」 彼女はぺこりと頭を下げる。 「いえいえ、気にしないでください。それよりも、何か私に言いたいことがあるのでしょう?」 「うっ、うん」 私がそう聞くと、田中キリエは急に顔を赤らめたり指を弄ったりと、もじもじし始めた。 こうなってしまうと彼女が長いことは、今までの経験から知っていた。 のんびりと話を切り出してくるのを待つことにする。 「あの、よかったら……」 蚊の鳴くような声で、彼女は切り出した。 「よかったら、お昼ごはん一緒に食べませんか……?」 「お昼ごはんですか?」 「はい。鳥島くんがよかったらでいいんだけど」 「いや、全然大丈夫です。うん、そうですね。お昼ごはん、一緒に食べましょう」 559 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 19 28 ID KgIpHWOW 私がそう言うと、田中キリエの顔が太陽みたいにパーっと明るくなった。それからありがとう、と言って身体をくの字に曲げる。 昼食ぐらいで大袈裟な人だ。 それにしても、そんなことが言いたいがために授業中あんなに見ていたのか。 「それじゃあ、場所は――」 と、田中キリエが言いかけたところで予鈴が鳴った。 時計を見れば、もうそろそろ戻らないとマズイ時間だ。 「教室に戻りましょうか。昼休みになったら、またここで落ち合いましょう。場所についてはその時に教えてください」 こくりと頷き、了承してくれた。 「後、それと」 私はポケットから携帯電話を取り出すと、苦笑混じりに言った。 「これからは何か言いたいことがあったら、メールにしてくれると嬉しいです。その、授業中にあんなに見られると、あまり落ち着かないので」 私の進言に彼女は、あっと目を開いて赤面した。そして、呟くようにゴメンナサイと言う。 やはり、メールをするという発想には至らなかったみたいだ。 そんな田中キリエを見て、可愛いらしい人だな、と私は頬を緩ませた。 昼休みになって、私は購買部へ赴き昼食を購入した。 残念なことにカレーパンは残っていなかったので、メロンパンとコーヒー牛乳を代替品にする。 購入品の入ったビニール袋を片手に引っ提げて、私は足早に階段を登っていった。 いつもならそのまま教室に向かうのだが、今日はちょっとだけ進路を変えてみる。 自分の教室がある階をさらに飛ばして、私はさらに上へと昇って行った。 目指す先は、屋上だ。 「お昼は屋上で食べませんか?」 四時間目が終わった後。 非常階段の前で再び田中キリエと落ち合うと、彼女は迷わず屋上を指定した。 我が校では、他の高校と比べ珍しく、一般の生徒に屋上が開放されている。 そのため、春や秋などの屋外ですごしやすい季節には、沢山の生徒が屋上で食事をしたり、お喋りをしたり、告白をしたりと中々の賑わいをみせる場所なのだが、生憎今の季節は冬だ。おそらく、屋上には人っ子ひとり居ないことだろう。 確かに人気は無い。 屋上ならば、彼女も気兼ね無く私と共に昼休みを過ごせることだろう。 確かに人気は無い。無いけど。 560 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 20 39 ID KgIpHWOW 「屋上ですか……」 正直、彼女の提案は私としてはかなり頷き難いものであった。 前々から言っていることなのだが、私は根っからの寒がりなのである。 この季節に屋上など行ったら、ヘタしたら凍死してしまうかもしれない。 ということなので、さすがの私も反論を試みようと口を開いたが、何故か肝心の言葉が何も出てこない。屋上以外に昼食をとれる場所が何も思い付かないのだ。 結局、私は渋々承諾することになった。渋々と言っても、もちろん顔や態度には出していないけれど。 そして話し合いの結果、弁当持参の田中キリエは先に屋上で待ち、私は購買部で昼食を購入してから屋上に向かうということになったのだった。 階段を昇り終え、踊り場に辿り着いた。 踊り場に田中キリエの姿は無かった。 此処に居ないということは、おそらく先に屋上で待っているのだろう。 というか、いっそこの踊り場で食事をしてもいいんじゃないのか、と私は思った。 埃っぽいのさえ我慢すれば、問題など全く無いのに。わざわざ屋外で食べる意味がわからない。 けど、そんな文句を言ったって仕方がない。 私は、屋上へと通じる重い鉄製の扉を押し開けた。 開け放たれた扉の隙間から、しんしんと冷え込んだ空気が漏れ出してくる。それだけで嫌になる。 そして、屋上に足を踏み入れた。 「寒い……」 思わず呟く。 わかってはいたことだけど、やはり屋上は寒かった。 寝る時に湯たんぽが欠かせないような自分には、この寒さは中々厳しい。 私はぶるぶると震えながら、辺りを見回した。 春や秋には賑わう此処も、今では誰も居なかった。檻のように囲んでいる転落防止のフェンスと、落書きだらけのベンチが数個設置されているだけだ。 周囲に田中キリエの姿は見えない。 「あっ、鳥島くん。こっちこっち」 と、聞こえてくる声は後ろからだった。 振り向くと、田中キリエは屋上内の隅にある貯水タンクの辺りでちょこんと座っていた。 なんでそんな所に、と私は疑問に思ったが、理由はすぐにわかった。 暖かい。 そこは、ぽっこりと突き出た踊り場の壁と、貯水タンク等がうまい具合に風を遮って、まるでかまくらのような暖かさがあったのだ。 助かった、と私は胸を撫で下ろす。ここならまだ我慢出来ない程ではない。 それにしても、田中キリエも事前に調べていたみたいに良い場所を知っている。 561 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 22 19 ID KgIpHWOW 私は彼女の側に歩み寄ると、その隣に腰を下ろした。 その時、田中キリエがさりげなくハンカチを敷いて、私のズボンが汚れないようにしてくれた。気が利く子だな、と感心した。 「それじゃあご飯にしよっか」 と言って、カバンの中から弁当箱を取り出し、さあ昼食だとなる筈だったのだが、彼女が突然あっと悲鳴を漏らした。 「どうしたんですか?」 「水筒、教室に忘れてきちゃったみたい……」 弁当箱は持ってきているのに水筒を忘れるなんて……。彼女も案外マヌケなことをする。 朝の睨めつけの一件もそうだけど、田中キリエは意外とドジをやらかす娘なのかもしれない。 「今から水筒取ってくるんで、先に食べててください」 彼女はそう言い残すと、すくっと立ち上がり、お尻をはたいてから慌だたしく駆けて行った。 そんな田中キリエの背中を見送る。 「それじゃあ、先に食べるかな……」 お腹も空いていたので、私は彼女の言葉に甘えることにする。 ビニール袋からメロンパンを取り出し封を開けようとしたのだが、その時ふと彼女の学生カバンが目に入った。 チャックが開いたままのカバンの中からは、携帯電話が覗いている。もう何世代か前の、既に型落ちしてしまったスライド型の機種だ。 「…………」 ふと閃く、ある考え。 私は、意味ありげにその携帯電話見つめる。 そして幾らかの逡巡の後、私はその携帯電話を利用することにした。 学生カバンの中に手を突っ込み、そのままの状態で携帯電話を操作する。これなら、田中キリエが戻ってきても直ぐにごまかせるだろう。 他人の携帯電話の慣れない操作に戸惑いながらも、私はなんとかメニュー画面を開いた。 あった。 私は画面に映るアドレス帳の項目を見つけると、迷わずそこをクリックした。 田中キリエは意外と早く帰ってきた。 右手には忘れ物であろうピンク色の水筒が握られていて、急いできたせいか軽く肩を上下させている。 「先に食べてて良かったのに……」 田中キリエは、手中にある封の切られていないメロンパンを見て、申し訳なさそうに言った。 「まあ、そういうわけにもいかないと思いまして」 私は曖昧に笑ってごまかす。 「食事は一人で摂っても美味しくないものですよ。それに、せっかく屋上まで来たんだから一緒に食べたいじゃないですか」 なんていい感じに締めて、私は横に座るよう促した。 562 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 23 39 ID KgIpHWOW 田中キリエは水筒を地面に置いて腰を下ろした。 「それじゃあ、今度こそお昼だね」 彼女はそう言って、学生カバンを膝上に乗せた。そして、弁当箱を取り出そうとカバンの中に手を伸ばしたのだが――不意に動きが止まった。 「どうしたんですか?」 コーヒー牛乳にストローを挿しこみながら、何気なく聞いてみる。 「鳥島くん、もしかして私のカバンいじった?」 「カバン、ですか?」 私はきょとんとした表情で田中キリエを見た。 「いえ、特に何もしていませんけど……。どうかしたんですか?」 「そう、だよね……。ううん。別に気にしないで。多分、私の気のせいだと思うから……」 そうは言うけれど、彼女は中々会得がいかない様子であった。訝し気にカバンの中を覗き続けている。 それから漸く諦めたのか、やがてカバンから弁当箱を取り出した。それは彼女の身体に比例した、とても小さな弁当箱だった。 「お弁当は自分でつくっているんですか?」 「うん、一応」 「すごいですね」 「そんなことないよ。お弁当をつくるなんてことぐらい、みんなやってることだし」 と言いながら、彼女は弁当箱を開けた。 私も自然と視線を移す。 「へぇ」 思わず感嘆の息が漏れた。 田中キリエの弁当は凄く美味しそうだった。 油物と野菜のバランスがいい上に、見た目の色合いもきちんと考えられていて、一目見てそれが美味しいということがわかるような、料理のお手本みたいな弁当だった。高校生の弁当にありがちな、冷凍食品の類も見当たらない。 「料理、上手なんですね」 お世辞とか抜きに、心からそう思った。 「そんなことないよ」 しかし、田中キリエは困ったように謙遜する。人に褒められるのが苦手なのか、早くその話題から逸れてほしそうに見受けられた。 「そういう鳥島くんは、いつもお昼は購買部で買ってるよね」 「そうですね」 「お弁当にはしないの? 家族の人につくってもらうとか」 「出来ればつくって貰いたいんですけど。残念ながら、家族はみんな朝忙しいんで、弁当をつくる暇なんてとてもとても」 と言いながら、私は妹の鳥島リンのことを考えた。 そういえば、リンちゃんは昼食はどうしているのだろうか。彼女も結構器用な人だし、案外自分で弁当をつくっているのかもしれない。 563 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 24 54 ID KgIpHWOW 「それならさ」 と、田中キリエがもじもじと太股を擦り合わせながら言った。 「……よかったら、私が鳥島くんのお弁当つくってこよっか?」 「えっ?」 思わぬ提案に、私は目をパチクリとさせる。 「そんな、悪いですよ」 まず口から出たのは遠慮だった。 弁当をつくって貰うこと自体は、私としては願ってもない提案ではあったが、朝一番から彼女にそんな労苦をいとわせるのはさすがに気が引けた。 「全っ然っ悪くなんかないよっ!」 しかし田中キリエは即座に否定する。 「私のお弁当をつくるついでだしさ、手間とか全然かからないから全然平気。というか、鳥島くんはそんなの全然気にしなくていいよ。本当、全然全然」 全然を連呼する彼女である。 「ああ、でも、その代わり私と同じメニューになっちゃうけど、それでも大丈夫かな?」 どうやら弁当をつくること自体は、もう決定事項らしい。 「そんなそんな。いやあ、嬉しいなあ。それじゃあ、お願いしてもいいですかね?」 「うんっ」 田中キリエは、満面の笑みで快諾した。 私も嬉しくなって、思わず鼻歌でも歌いたくなった。 誰かにご飯をつくってもらうなんて随分と久しぶりだ。彼女の料理の腕は目の前の弁当で証明済みだし、これから昼食は楽しみになるぞ。 ニコニコと微笑みながら、メロンパンをかじる。 恋人を持つのも、そんなに悪くないかもしれないな。 私は初めて田中キリエの存在に感謝した。 それから、私達は弁当をつつきながら談笑に勤しんだ。 私にとって意外だったのは、田中キリエとの会話が弾んだことだった。 私はどちらかと言えば口ベタなほうなので、正直気まずい雰囲気になるんじゃないかと危惧していたのだが、それもどうやら杞憂に終わったらしい。 彼女はかなりの聞き上手だったのだ。 私の何でもない話にも丁寧に相槌を打ち、それに聞くばかりではなく、自分の意見も織り交ぜて返答するので自然と話が続く。それこそ、会話はボールのようにポンポンと弾んだ。 自分にとって、彼女との会話の持続が一番の懸念材料だったのだけに、私はひどく安心した。 そのせいか、多少気が緩んでいたのかもしれない。 気が付けば、彼女のことを話に持ち出していた。 564 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 26 38 ID KgIpHWOW 「そういえば田中さんって、マエダさんと仲が良いんですよね」 「えっ?」 私の口からマエダカンコの名前が出たのが意外だったのか、田中キリエはただでさえ大きい瞳をさらに大きくさせる。 「マエダさんって、もしかしてカンコちゃんのこと?」 彼女の問いに私が首肯してみせると、田中キリエは嬉しそうに破顔させた。 「うん、カンコちゃんとは凄く仲が良いよ。私にとって、一番の仲良しさんじゃないかな」 一番の仲良しときたか、と私は思った。 実を言うと私は、田中キリエとマエダカンコが本当に友人関係なのかを疑っていた。 二人は見ての通り全くタイプの異なる人間だし、マエダカンコの異常愛もあるから、マエダカンコが一方的に田中キリエに好意を寄せているというセンもあったが、今の証言でそれも消滅した。 「マエダカンコって、漢字ではどう書くんですか?」 いい機会だと思って聞いてみる。 すると、田中キリエは空中に人差し指を掲げて、まるで虚空に浮かぶ用紙にでも書くように、つらつらと文字を連ねていく。ちゃんと鏡文字になっていないあたりの配慮が、実に彼女らしい。 やがて、文字を書き終えた。 “前田かん子” 空中に刻まれたその文字を、私はじっくりと見つめる。 その時初めて、本当の意味で彼女の名を知った気がした。 「彼女とは、何時からの付き合いで?」 私はさらに質問を重ねていく。 「えーっと、かん子ちゃんとは中学校からの付き合いになるのかな。て言っても、最初は全然話したりしなかったんだけどね。けど、あることがきっかけでそれから凄く仲が良くなったんだ」 「そのあることとは具体的に?」 私は身を乗り出すようにして、さらに質問する。 我ながら多少強引過ぎるとも思うが、しかし前田かん子の情報はよく聞いておきたかった。 これから、彼女の存在は嫌でも大きなものになっていく。 けれど、私は前田かん子のことをあまりに知らない。知っていることと言えばせいぜい、田中キリエに抱いている異常なまでの愛情と、胸が大きいことぐらいだ。 クラスの人間に聞くという選択肢もあるが、それでは些か信憑性に欠けた。 噂というのはたいてい何かしらの脚色がされて、妙な尾ヒレがついているからだ。 それに比べ、田中キリエから得られる情報は確実である。 なんせ、前田かん子の一番の友人を自負しているのだ。彼女からなら何の誇張表現の無い、ありのままの情報が得られる筈だ。 565 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 27 48 ID KgIpHWOW 「鳥島くん」 と、耳に届いたか細い声で我に返る。 少しがっつき過ぎたか。 そう思って、すいませんと謝りながら後ろへ身を引いたのだが――今度は逆に、田中キリエが私の方に身を乗り出してきた。 あまりに突然のことだったので、私はそのまま体勢を崩し仰向けに倒れた。彼女はその上に乗っかるような体勢をとって私を見下ろし―― 「ねえ、鳥島くん。どうしてそんなに、かん子ちゃんのことを知りたがるの?」 ――静かに詰問した。 思わず、戦慄する。 田中キリエの顔からはいつの間にか、およそ表情と呼べるものがごっそりと抜け落ちていた。のっぺら坊のような無機質な顔で私を見つめる。 人間ってこんな顔も出来るんだな、と少し感心した。 「大して深い意味はないですよ」 しかし私の態度に変化は無い。 「ただ、前田さんってこの学校じゃ凄い有名人じゃないですか。だから、どんな人なのかなってちょっと気になっただけで他意は無いですよ」 田中キリエは私を見下ろしながら、そうなんだ、と短く言った。そのくせ、彼女はこれっぽっちも納得していないように見えた。 「でも、おかしいなあ」 わざとらしく小首を傾げてみせる。 「どうして鳥島くんは私とかん子ちゃんが友達だってことを知っているのかな?」 「それは――」 この時、私は何故かこの質問に対して妙な間を置いてはいけないと思ってしまった。いや、思わされてしまった。 そうしなければ怪しまれるぞ、と。 なので、気がつけば私の舌は私の意思とは無関係に、自分勝手に言葉を紡ぎだしていた。 「それは、クラスの人達が話しているのを小耳に挟んだんですよ。前田さんと田中さんは仲が良いって――」 あっ。やっべ。 言ってから気付く。今の発言はマズった。 私は慌てて口を塞いだが、もう遅い。 田中キリエも勿論、今の失言を見過ごす訳が無く 「おかしいなあ」 とまた呟いた。 「……何がおかしいんでしょうか?」 私は半ば諦め気味に彼女に問いた。 566 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 29 02 ID KgIpHWOW 「だって私、この学校では私とかん子ちゃんが友達だってことを誰にも言ったことが無いんだもの。だから、クラスの人達がそんな話をしている筈が無いんだけどなあ。 「しかも私、かん子ちゃんに学校で話したことも一度も無いんだよね。かん子ちゃん学校で話しかけられるのスゴイ嫌がるから。だから、もし会っても無視しろってきつく言われてるんだ。 「もちろん、かん子ちゃんのことは鳥島くんにも話したことないよね。ねぇ、鳥島くん。なのに、なんであなたは誰も知らないことを知っているのかな?」 思わず、溜め息を漏らしそうになる。 さあて、どうするかな。 「でもそれって、あくまで田中さんが話していないだけですよね」 意味無いとはわかっているが、一応形ばかりの反論をしてみる。 「あなたたちの話をしていたその生徒が、偶然街中で二人でいるところを目撃したのかもしれないし、それとも中学時代のことを知っていたのかもしれない。例え田中さんが話していなくたって、二人の仲を知る可能性はいくらでもありますよ」 「うん。そうだね」 田中キリエはあっさりと同意してみせる。 「確かにその可能性もあるけど、それだと話がますますおかしくなるんだよね。さっき鳥島くんも言ったように、かん子ちゃんってこの学校じゃスゴイ有名人なんだ。学校の皆が、かん子ちゃんの一挙一動に注目してる。 そんな注目を浴びてるかん子ちゃんに友人が居ることが、しかも同じ学校に通っていることが判明して、何も起こらないと思う? 普通は何らかのアクションが起こる筈だよね。 まず起こるのは、間違いなく話の伝播。話は人から人へとどんどん伝わっていって、やがて学校中に広まる。そうなったら、私も今頃はかん子ちゃん並の有名人になってる筈だよ。あの前田かん子の親友の田中キリエだー、ってね。 「けど、もちろん私は今有名人なんかじゃないし、誰かにかん子ちゃんのことを聞かれたこともない。ということはイコール私とかん子ちゃんが友人だってことは、学校の誰も知らないってことになる。そうだよね?」 だーよね。私もそう思います。 ああ、本当どうしようかな。 「ねぇ、鳥島くん」 彼女に呼ばれて視線を上げる。 眼鏡の奥の田中キリエの瞳は、マジックで塗り潰したみたいに真っ黒で、光が無い。 567 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 31 11 ID KgIpHWOW 「答えてよ。どうして私とかん子ちゃんのことを知っていたのかを」 「…………」 「ねぇ。ねぇ。ねぇ。ねぇ。何か言ってよ」 「…………」 「鳥島くん。黙ってたら私、なーんにもわかんないよ」 「…………」 「どうして? どうして? どうして知ってたの? 鳥島くん?」 「…………」 「何で? 何故? どうして? どのようにして? 何処で? 何時知ったの? 鳥島くん?」 「…………」 「ねぇ、鳥島くん。言ってくれないなら、私――」 「……放課後」 「えっ?」 「放課後、一緒に帰りましょうか」 「ほうかご?」 「はい。放課後です。実を言うと私、一度でいいから女の子と一緒に下校してみたかったんですよ。いやぁ嬉しいなぁ、やっと長年の夢が叶うのかぁ。長かったなぁ」 「鳥島くんっ! 私は――」 「それとも」 私は有無を言わせぬ鋭い瞳で、田中キリエを捉える。 「もしかして、私と一緒に帰るのが嫌だったりします?」 「そっ、そんなことないよ! 私も鳥島くんと一緒に帰りたい!」 「それなら、良かった」 私は安堵したように、ふぅと息を吐いた。 と、そこで屋上に設置されているスピーカーからチャイムの音が鳴った。古くなっているせいか、不自然に音が割れていた。 「チャイムも鳴ったみたいですし、そろそろ教室に戻りましょうか。田中さんは先に帰っていてください。一緒に帰っているところを、誰かに見られるのは不本意でしょう?」 「へっ?あっ、うん。わかった」 「放課後については、後でメールしておきます。それでいいですね?」 「うっ、うん」 「それでは、また放課後に」 私は片手を上げて、ひらひらと手を振った。田中キリエに余計なことを言わせる暇は与えなかった。 彼女は学生カバンを肩に引っ提げると、足早に屋上を出て行った。 と思ったが、最後にドアの前で立ち止まり、私のことを見た。 田中キリエは何も言わない。 私も何も言わない。 私達は黙って見つめ合う。 そして、彼女はやおら屋上を出て行った。 568 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 32 44 ID KgIpHWOW 田中キリエが行ったのを確認してから、私は忌ま忌まし気に言葉を吐き捨てる。 「最悪だ」 本当に最悪だった。 どうして私はあの時、たまたま二人のことをクラスで聞いたなんて変な嘘をついてしまったのだろうか。私があそこで嘘をつく必要など、これっぽっちも無かったのに。 そもそも、私と前田かん子の間に面識があるのはもはや周知の事実なのだ。 田中キリエは学校を休んでいたから知らないだろうけど、前田かん子は一昨日、昼休みに私を拉致したり、放課後に堂々と教室に登場したりと、もはやクラスどころか学校中の人間が私達の関係を認知している。 だから私はあの時、ありのままのことを言っておけばよかったのである。私と前田かん子の関係について。なのに変に焦ってしまった揚句、失言した。こんなくだらないミスをするのは、本当に私らしくなかった。 ミスの原因はわかっていた。 彼女のせいだ。全部あの茶道室の魔女のせいなのだ。彼女に会ってからの私は、本当におかしい。まるで平均台の上を歩いているみたいに、精神が安定しない。 私は腕時計の針を気にしながら、今後のことを考えた。 今回のことで、田中キリエの中に私に対する猜疑心が生まれたのはまず間違いないだろう。 問題はその猜疑心が今後どう動き、私にどのような影響を与えるかである。まあ、上手い方向には動かないと思うけど。とにかく、そのことについては用心しておくに越したことはない。 私はそこで大きく伸びをした。 それなら、さっさと切り替えよう。幸い、覆水盆に返らずって程の失敗でもないし、私ならいくらでも軌道修正出来るさ。次だ次。 反省終了。 私は教室に帰ろうと立ち上がった。 その時。 ポツリ、とコンクリートの地面に黒い染みが出来た。 雨かしら、と思って空を見上げたが、頭上には雲ひとつ無い冬晴れの空が広がっている。 どうやら、地面に落ちたのは私の汗のようだった。 569 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 33 50 ID KgIpHWOW 「おかしいな……なんで汗かいてんだろ」 冬なのに。私は根っからの寒がりだというのに。なのに、どうして汗なんか。 制服の袖で額の汗を拭うが、汗は一向にひかない。 もしかして恐れているのだろうか、と私は思った。 けれど、何に? 最初に思い浮かんだのは、やはり田中キリエだったが、私は直ぐに思いなおす。 彼女だけは有り得ない。 確かに、先程の田中キリエの勢いには目を見張るものがあったが、突き止めてしまえばあんなもの只の嫉妬でしかない。 そりゃ、自分の恋人が他の女のことを聞いたりしてたら、不快になるに決まっている。しかも聞いている相手が他ならぬ恋人自身なのだ。田中キリエが怒るのも無理ないだろう。 だったら、なんだ? なんで、私はこんなに震えているんだ? 「あっ」 そして、私はこの感覚が初めてじゃないことに気づき、さらに震えた。 なんで、今さら? 高校に入ってからはめっきりなくなったじゃないか。もう、終わったと思ったのに。 “やっと、わかったと思ったのに――” くらり、と湯あたりをしたみたいに視界が廻る。そのまま倒れるんじゃないかと思ったが、なんとか踏ん張ってくれた。 私はかぶりを振る。 いや、落ち着け。呑まれるな。 こんなの、気のせいだ。少し考え過ぎてるだけだ。汗をかいてるのだってきっと、さっきのやりとりで疲れただけだ。 だから、落ち着け。私はもう、わかってるんだ。 私は一度深呼吸をしてから、今度こそ屋上を出て行った。その足どりに、不安は見えない。 なのに、教室へ帰る間ずっと、汗は拭っても拭っても際限なく溢れてきた。
https://w.atwiki.jp/darum/pages/181.html
#blognavi 先日、雨の日にですね駅までバスに乗ったんですよ。 そしたら、アイドリングストップ機能で止まったまま、エンジンがかかんなくなっちゃったんですよ。 なんか故障したみたいで、おいおいなんて眺めていたら、 「故障してしまったので、大きくゆれます。お立ちのお客様はお気をつけください」なんて放送して、セル掛けを開始。 セル掛け。。。(多分、俺用語) ギヤをいれてクラッチをつないだ状態でセルを回すと、車は走り出します。何でかって言うと。。何で?笑。まぁ、とにかく走り出すんです。 昔の教習所では、踏み切りからの脱出用にこれを教えてたんですが、クラッチスターターシステムが必ず取り付けられるように法律が変わってからは、このテクニックは使えません。 ただしこの方法、セルの回転がそのまま伝わるから(かどうかは分からないけど)、すげぇ車体がゆれるんですよね ちなみに、この話はMT限定ですから。ATはPじゃないと掛かりません。 閑話休題(←この単語使ってみたかったんですよ。やっと使えた、いえ~い) で、走り出せたんですが、渋滞中なので止まるとやっぱりエンジンが切れちゃう。(アイドリングストップ機能のせいではなく、どうもエンジンが失速しているみたい) 対向のバスとすれ違う時に、「ギヤが外れなくなっちゃったんだよ」って会話してたから、へぇ~そんなことあるんだ。と思ってみてみたら4速(普通車で言うところの3速)に入ってました。 そんなんで激しくゆれながら駅のひとつ手前(といっても100mくらい)のところで運行を強制終了しちゃったわけですが、いくら大型持っているとはいえ、構造もばっちり知っていないと、あぁいう場面では何もできないなと、そう感じた今日この頃。まぁあたりまえですが。 そういうわけで、自動車整備士の資格でもとろうかなと思った今日この頃。 カテゴリ [日記] - trackback- 2005年10月11日 16 54 19 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/sorasouyo/pages/40.html
佐藤コーチ 虎に激辛エール 阪神・佐藤義則投手コーチ(50)、金森栄治打撃コーチ(47)が14日、甲子園球場内の球団事務所を訪れ、球団から来季の契約を更新しないことを通告された。佐藤コーチは「監督のいいなりではダメ。コーチがものを言えるような環境にならないと」と話すなど、岡田阪神に最後の苦言。“激辛エール”でタテジマ生活に別れを告げた。 のど元をふさいでいた堤防が、事務所を出た瞬間に決壊した。虎を愛している―。だからこそ、決別にあたり、言わずにはいられなかった。 「オレは教えるだけ。何もしてない」。佐藤コーチが、岡田阪神での1年を振り返った。選手の起用方法で、指揮官とコーチの意思にズレがあった。各コーチが、それぞれのセクションを一任された星野政権とは、どこか違っていた。監督からの指示も、すべて中西投手コーチ経由で告げられたという。 たとえば継投。「次に投げさせるピッチャーを聞いても『攻撃中だから分からない』。ブルペンで投げてないピッチャーの名前が急に出てくることもある」。佐藤コーチの苦言は、首脳陣の問題だけにとどまらない。 エース井川についても「練習や試合だけじゃダメ。もっとチームの輪に入っていかないと。自分さえよければいいではダメ」とし、さらに投手陣全体にも「仲良し集団で厳しさが足りない。新人でも10年選手みたいなのがおる」と一喝した。 「ベテランがいるうちに若手を育てられた。やり残したことはあるけど」。久保田、三東、杉山、筒井…。次代を担う投手が次々と芽吹いたことを収穫に挙げた。来季は故郷・北海道で、日本ハムの投手コーチとして、その手腕を振るうことが濃厚だ。 苦言の数々を伝え聞いた野崎球団社長は「4位で課題がなければおかしいでしょう。どんな意見でも私はウエルカムです」。猛虎の台所を預かった3年間。料理長が残した激辛エールは、必ず覇権奪回へのレシピとなるはずだ。 (デイリースポーツ)
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/511.html
『それの正体は誰にもわからない』『トラブルのあるところ疾風のごとく現れ・・・』『悪を倒し去ってゆく』『巨大な美しき天使たち・・・』『マジンガーエンジェル』 第1話 鋼の天使 マジンガーエンジェル 巨大ロボットが夜空を飛んでいた。 2人の警備員が部屋の中で雑誌を読んでいる。 警備員1「平和だねぇ・・・」 警備員2「それもこれも「ガーディアン」のおかげだろ?」 ATMガーディアン・普通の重機よりパワーのあるATM防御用ロボット 警備員1「この間まで頻発していた重機によるATM強盗も・・・各銀行がこいつを導入したおかげで・・・めっきり少なくなったからなあ・・・」 警備員2「こうして俺たちものんびり・・・雑誌なんかを読んでいられるわけだ。お、いい女♡」 警備員1「どれ?」 部屋に物音と警報が響いた。 警備員「「!!」」 警備員2「ど・・・どうした!?」 警備員1「じゅ・・・15番のATMが・・・」 監視カメラには巨大ロボットが写っていた。 ?(男)「ふっふっふっふっふ・・・・」 ?(女)「ホッホッホッホ・・・」 警察が来た時には、ガーディアンが破壊され、炎に包まれていた。 暗黒寺警部「むむむむ・・・今夜一晩で6か所ものATMが、しかもガーディアンがこうも簡単に・・・いったい何者なんだ?」 直次郎「おうおうおうおうっ!!今日こそハッキリ返事を聞かせてもらおうかっ!!弓さやかっ!!」 さやか「・・・・・だ-からっ!!何度もハッキリ言ってるでしょうっ!!」 「私、直次郎くんとおつきあいする気ないから・・・何度言い寄られても困りますっ!!」 直次郎「照れおってこいつぅ-♡」 さやか(この人学習能力あるのかしら?) ボス「やいやいやいいっ!!さやかが嫌がってるのがわからねぇのよっ!!」 さやか「ボ・・・ボスっ!!ヌケにムチャも・・・」 ボス「これ以上さやかにつきまとうようなら・・・俺たち・・・が、わーっ!!」 直次郎の一撃でボス達3人が吹っ飛ばされる。 さやか「キャ――ボ・・・ボスっ!!」 直次郎「わっはっはっは-!!用心棒ならもっと強いヤツを選ぶんだなっ!!」 直次郎がさやかに迫る。 さやか「用心棒なんて・・・」 さやかが直次郎の手の上に両手をつき、左膝を振りかぶる。 さやか「雇うコトも雇う理由も・・・ないわっ!!」 さやかの蹴りが直次郎の顔面に決まった。 直次郎「ごわっ!!」「ますます惚れたぜ♡・・・」 直次郎が倒れ、周りから拍手喝采が飛ぶ。 ボス「いやぁ、さすがはさやか」 さやか(どうして私のまわりにはステキな男の子がいないのかしら・・・) さやかの携帯がコール音を鳴らす。 ボス「なんだ?男からか?」 さやか「!!」 ピザ屋の配達をしていた炎ジュンのもとにもコールが届いた。 ジュン「出撃!?」 シシカバ牧場にいた牧場ひかるのもとにもコールが届いた。 ひかる「ハイヨオッッ!!」 「指令!?」 指令「よくぞ集まった・・・強く美しきエンジェルたちよ」 「この度の事件は・・・大がかりなATM強盗だ」 ひかる「ATM強盗って・・・・」 ジュン「それって何年か前に流行した・・・重機を使った雑な事件でしょ?」 さやか「でもそれって各銀行が配備したATMガーディアンのおかげで・・・とっくに解決したんじゃなかったかしら?」 指令「そう、以前あったATM強盗はすべて標準配備されたATMガーディアンによって駆逐されたが・・・今回の相手は20m近くある巨大ロボットを操りガーディアンでは歯が立たないそうだ」 さやか「なるほど・・・私たち向けの相手ってわけね」 指令「そのとうりだ。すでにキミたちの分身も整備を終え・・・キミたちの搭乗を待っている。事件解決した後も再び天使が微笑むことを・・・マジンガーエンジェル発進せよ!!」 さやか・ジュン・ひかる「了解っ!!」 夜、巨大ロボット・機械獣あしゅらがATMガーディアンを蹴散らしていた。 警備員「うわあああっ!!」 ?(男)「フフフフ・・・・」 ?(女)「ホホホホホ・・・・」 機械獣あしゅらは飛び去っていった。 警察官「くそ・・・こんなガーディアンなんかじゃ役に立たない・・・」 「マジンガーエンジェルは来てくれないのか・・・?」 「そうだ!マジンガーエンジェル・・・」 「マジンガーエンジェル・・・」 (マジンガーエンジェル・・・・) 機械獣あしゅらが飛行している。左手には操っているあしゅら夫妻を乗せている。 あしゅら(男)「夜明けだな・・・」 あしゅら(女)「ええ・・・」 あしゅら(男)「今夜も大漁だった・・・」 あしゅら(女)「この調子なら目標達成も近いわっ」 あしゅら夫妻「「私たちはもうお金以外信じるものは何もないっ!!」」 「「この強奪した金で私たちの島を買い私たちの国をつくり・・・私たちだけで生きてゆく!!」」 あしゅら(女)「ダーリン♡」 あしゅら(男)「ハニ――♡」 機械獣あしゅらに地上からのミサイルが直撃した。 あしゅら夫妻「「ギャッ!!」」 あしゅら(男)「おわぁぁああっ!!」 あしゅら(女)「ひいいいいっ!!」 機械獣あしゅらは、あしゅら夫妻ごと2人の島へ墜落した。 あしゅら(男)「なっ・・・何者だああっ!!」 ジュン「フン!!私たちを知らないなんて・・・」 さやか「こんな小さな島で・・・二人の世界に浸っているから・・・」 ひかる「世間のことがわからないのよ!!」 さやか「アフロダイA」 ひかる「ダイアナンA」 ジュン「ビューナスA」 さやか・ひかる・ジュン「「「マジンガーエンジェル参上!!」」」 あしゅら(男)「なるほど・・・貴様たちが今世間を騒がせている」 あしゅら(女)「事件ある所現れる謎のロボット集団ね」 さやか「下手な動きしてごらんなさい・・・私のバストがだまっちゃいないわよ」 「ジュン、ひかる・・・ロボットを拘束して!!」 ジュン・ひかる「「了解!!」」 あしゅら(女)「くっくっくっく・・・」 あしゅら(男)「はっはっはっは!!何を優位に立ってやがる、ここは俺たちの島だぞっ!!」 あしゅら(女)「飛んで火に入る夏の虫とはおまえたちのことよっ!!」 ジュン・ひかる「「なにっ!?」」 マジンガーエンジェルの足元から機械の触手が出てきた。 ジュン「あっ!!」ひかる「!!」さやか「きゃっ!!」 あしゅら(男)「はっはっは。我々の島に無断で立ち入った罪・・・」 あしゅら(女)「死刑!!」 さやか「こ・・・このっ!!」 アフロダイAが触手をかいくぐって、機械獣あしゅらにミサイルを撃つ。 あしゅら夫妻が地上に降りた後、ミサイルが機械獣あしゅらに直撃した。 さやか「どうだぁっ!!」 「な・・・っ!?」 だが、機械獣あしゅらは無傷だった。 あしゅら(女)「はっはっは。我らが機械獣、そのようなミサイルごときにやられると思っているのかっ!!」 さやか「く・・・なんて頑丈なのっ!!」 ひかる「きゃああっ!!」 ビューナスAとダイアナンAは触手に絡み取られていた。 ジュン「くそぉ・・・放せぇっ!!」 ひかる「いゃあん!!」 あしゅら(男)「さて・・・これで助けはいなくなったぞ」 さやか「くっ・・・ならば・・・これでどう!?」 アフロダイAがO・P・M(オッパイ・ミサイル・システム)アイアンカッターミサイルを展開する。 さやか「アイアンカッターミサイル発射っ!!」 アフロダイAがアイアンカッターミサイルを発射し、 その着弾に前後して、機械獣あしゅらが縦に真っ二つになった。 さやか「やった!?」 あしゅら(男)「ばかめっ!!よく見るがいいっ!!」 2体に分離した機械獣あしゅらは、分割面から針を出してアフロダイAに迫る。 さやか「な・・・なにっ!?」 アフロダイAは両手で挟み撃ちにしようとする機械獣あしゅらを止める。 あしゅら(男)「はっはっはっは-っ!!どうだっ!?」 さやか「く・・・なんてパワー!!」 あしゅら(男)「あの様子では仲間の助けは期待できぬからな・・・そのまま押しつぶされてしまえっ!!」 さやか「ふふふふ・・・そんなことないわ、大いに期待してるわよ・・・あの二人はアンタが思うほどマヌケじゃないわ」 あしゅら(男)「な・・・何?」 「!!」 拘束されたダイアナンAとビューナスAは、O・P・Mを射出していた。 あしゅた(男)「む・・・胸が・・・?」 地響きが聞こえてくる。 あしゅら(女)「な・・・」あしゅら(男)「なんだ!?」 さやか「!!」 あしゅら(男)「な・・・なにいっ!?」 地面からO・P・Mが飛び出し、機械獣あしゅらの左半身の脚を砕いた。 あしゅら(男)「うおっ!!!」あしゅら(女)「あ・・・脚をっ!!」 ジュン「ドリルプレッシャーミサイル!!」 機械獣あしゅらの右半身が倒れる。 あしゅら(男)「!!」 更に、別のO・P・Mが地面から飛びだし、機械獣あしゅらの右半身の脚を砕いた。 ひかる「スクリュークラッシャーミサイル!!」 機械獣あしゅらの右半身も倒れる。 あしゅら夫妻「「げっ!!」 機械獣あしゅらは、出していた針で半身どうしを貫き、大爆発。 あしゅら(男)「わ――っ!!」あしゅら(女)「きゃ-っ!!」 爆発で吹き飛んだあしゅら夫妻をアフロダイAが掴んだ。 さやか「あんたたちのようなコソドロにあんな巨大ロボットを造る資金力も技術力もあるわけないわっ!!裏に誰がいるの?いったい何者っ!?」 あしゅら(男)「フン・・・じつは我々もよくは知らんのだ。ただ日本をメチャメチャにしてくれるのであれば・・・手を貸してもよいと・・・」 さやか「・・・・・」 ジュン「ちょっと・・・・ちょっとさやかっ!!わたしたちを忘れんじゃないのっ!!」 ビューナスAとダイアナンAは触手に拘束されたままだった・ さやか「あ・・・ごめん。忘れてた・・・」 暗黒寺「こ・・・こいつらは・・・」 あしゅら夫妻は警察に突き出された。 警察官「警部っ!!こんなものが・・・」 『MAZINGER ANGELS この者連続ATM強盗犯』 暗黒寺「マジンガーエンジェル・・・」 さやかとひかるは出撃の疲れで、学校で居眠りしていた。 『正体は誰にもわからない。』『トラブルのあるところ疾風のごとく現れ・・・』『悪を倒し去ってゆく』『巨大な美しき天使たち・・・』『マジンガーエンジェル!!』 ジュンは、一人だけ元気にバイトしていた。 店長「お-早いね-ジュンちゃん」 ジュン「次の配達どこですか-?」 (続く)
https://w.atwiki.jp/hitsujimura/pages/46.html
サブクエスト:ニンジンをつくろう 期限:なし 報酬:ニンジンのタネ x3 120貢献度 120クーポン レイモンド: おや、ニンジンのタネを もらいましたか。 ニンジンはとても栄養が高く、 村にとっても貴重なものです。 ぜひ、たくさん育てて 村の特産にしたいですね。 そうですね、冬以外なら 芽を出すと思うのですが…。 ニンジンは発芽させるのがとても むずかしいんです。こればかりは 気長にまちましょう。 モーガン: ほう…。 この村でもニンジンが できるようになったか。 なかなか骨のあるやつだな。 わしがやった大工道具をちゃんと 使ってるとも聞いてるぞ。 お前さん、わしの弟子にしたい ぐらいだ。近頃はかじをやろうと するやつはいないからな。 わしの作ったクワなんかは いままでで最高の出来 だったんだが… はて…、いまはどこで 使われてるやら。 そうそう、仕事でよく近隣の村に 行かされるんだが、その村では ニンジンを欲しがっていたぞ。 もしかしたら市場でその村の 特産であるアンゴラウサギが 手に入るかもな。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/21931.html
登録日:2012/06/21(木) 08 56 40 更新日:2022/07/03 Sun 21 01 17NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 HONDA←の黒歴史 ホンダ ロマン ロマンの塊 名車 宗一郎の暴走 自動車 車 迷車 国産初の水冷ツインカムエンジンを搭載した自動車でありながら軽トラの「T360」 早すぎたライトスポーツ「S800」 最高時速120km、当時最速の軽自動車と呼ばれた「N360」 数々の変態軽自動車、変態小型車を手がけ、浜松の、いや、日本の自動車工業界の早乙女博士の名前をほしいままにしていた本田技研工業の本田宗一郎は何を思ったのか次はカローラみたいなファミリーセダンを作ろうと言い出した。 もちろんそこは宗一郎、普通に作るはずがない。 まず、宗一郎こだわりの空冷エンジンを採用し、そのエンジンは約1300ccと当時のカローラやコロナ辺りと変わらない排気量ながら115馬力と当時のクラウン並みのハイパワー仕様 デザインもセダンこそ大人しいがプリマスバラクーダのような顔 クーペはまるでアメ車かBMWかアルファロメオのようないかつい顔 ちなみにクーペの顔をセダンにはめ込むこともできたので、なんだか日本車っぽくないかっこいいパワフルなイカしたファミリーセダンができあがりました。 車両様式 ボディ 4ドアセダン、2ドアクーペ エンジン H1300E型(空冷エンジン) 最大乗車人数 五人 最高出力 115馬力 駆動形式 FF なお、本田宗一郎は非常にホンダ1300を気に入り、社長退任まで愛車として乗っていたそうな。 1968年秋 「東京モーターショー」にてホンダ1300を発表した際に、ホンダ1300に試乗したメディアや自動車評論家の皆さんの感想(意訳) 「なんぞこれ」 「ハンドル重くて曲がらねえ」 「操作性ピーキーすぎワロタ」 「何でこれファミリーセダンにしたの、バカなの」 「ラーメンでいうなら二郎のポジション」 そう 宗一郎のロマンが詰まりすぎたホンダ1300は ちょっと普通の人にはお勧めできないゆかいな変態自動車になってました。 以下ホンダ1300の運動性能の特徴 無理矢理普通車に空冷エンジンを搭載しようとしたため、特別仕様の空冷エンジンを作り、エンジンがとんでもなく重くなった しかも前輪駆動を採用したため、とんでもないフロントヘビーに。 どれくらい重いかと言うと、中古の場合エンジンが脱落することもあったとか よって、前が重く直線番長でカーブでは遠心力でブンまわされる危険な仕様に。フロントの酷使 (時代/技術の変化革新とともに)普通車には不向きな空冷エンジンを採用したため、工夫したとはいえエンジンが熱くなりやすく退色していくフロントカバー ちなみにエンジンは重くなることを見越してオールアルミだったがそれでも重かった。 あまりにフロントに荷重がかかりすぎ、加えて「ホンダボディ」と呼ばれるボディのヤワさも相乗し、サスペンションの支点(シャーシのストラットタワー)が破断する事態まで発生。 つまり、宗一郎のこだわりである空冷エンジンが全て裏目に出てしまったのだ。 本田宗一郎は空冷エンジンに執着と言えるほどこだわっていたが、大勢の若手技術者が水冷化を主張しても一切耳を貸さなかった。また社内でも水冷プロジェクトが通過しづらい一方で空冷プロジェクトはあっさりと通過するなどといった点が目立ち、それがついに商業的な大失敗として表に出たのである。 これはホンダ史を語る上で、決して避けては通れない『水冷・空冷論争』を物語るエピソードで、この「ホンダ1300」の失敗によって宗一郎は長年の「技術者」としての職を退いた。 正直モデルサイクルが余り長くなかった昭和の自動車としてもホンダ1300は短命で、わずかに三年間しか生産されずすぐに普通の水冷エンジンを採用したホンダ145にとって変わられてしまった。 しかも同じ頃、N360があまりに速すぎるのに安全性能がクソということで宗一郎が殺人罪で市民団体に告発されるという不幸も重なり、一時ホンダは軽普通乗用車の生産からは撤退するところまで追い込まれてしまった。 ホンダがアコードやシビック、シティといった普通車でヒットを飛ばすまではあと十年ほど待たなければならない。 また、ホンダ1300自体も現存数はかなり少ない。 エンジンがオールアルミだったために潰されてスクラップにされることが多く、稼働車は殆ど残っておらず部品の調達さえ難しいとか ロマンあふれる追記修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] この車…35GT-Rがでるまでは国産市販車唯一のドライサイプのエンジンだったんだよな(笑) -- 名無しさん (2014-08-11 17 00 10) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/6946.html
845 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/12/27(木) 17 02 46.22 ID ??? ウッソ「では、その件については………」 アムロ「ああ、任せろ」 ヒイロ「任務了解」 シロ―「俺たちに任せてくれ」 翌日 コウ「ギャアアア!!!離せ!!離せえええぇぇぇぇぇ!!!!!」 シロ―「確保!確保ぉ!!」 ヒイロ「すまない兄さん。これも任務だ」 アムロ「毎回毎回、逃げられると思うなよ?ロラン!!」 ロラン「はーい、ウッソの菜園で収穫された、採れたてニンジンを使ったフルコースですよー」 ウッソ「せっかく丹精込めて育てたんですから、しっかり食べてくださいねー」 コウ「許してくれぇ!!!助けてくれぇ!!! ギョワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ………」